Aichi Gakuin University ~ 愛知学院大学

学部長挨拶

挑戦する経済学部

愛知学院大学経済学部長 玉井金五
経済学部長 玉井金五

 愛知学院はその起源を遡りますと非常に古く、現在に至るまでにすでに約140年が経過しています。愛知県でみますと、最も長い歴史を有する伝統校のひとつということになります。それを反映してOB・OGのネットワーク体制も巨大なものが形成されています。そうしたなかで、経済学部は一番新しい学部として2013年度に開設されました。2017年の春に最初の卒業生を送り出したばかりです。経済学部は名城公園キャンパスという名古屋では最大級の都心に設立されましたので、地理的な面をはじめ多くのアドバンテージを享受できるという、極めて恵まれた環境のなかにあります。

 経済学部の定員は1学年250名としました。これは国公立大学の経済学部の定員並みで、大学で不可欠な少人数教育を可能とする数字です。全国には数多くの経済学部がありますが、250名という定員数は私学レベルでみますと少なく、とりわけ教育面において実質的な効果を発揮することに繋がってまいります。大学では演習(ゼミナール)が重要だといわれますが、経済学部の場合1ゼミに最大でも15名という定員枠を設けており、十分な学習が保障されているのは特筆に値するでしょう。指導教員と学生との距離の近さはいうまでもありません。

 経済学部のカリキュラムですが、1年次から経済学の基礎的な学習が始まり、その後基幹科目、発展科目というように段階的に学ぶことが出来るように配慮されています。経済学といっても結構幅広く、大きくは理論系、情報系、歴史・思想系、政策系、国際系といったように分かれます。経済学部では多くの科目が提供されますが、それらは先のいずれかの分野に当てはまるようにバランスよく工夫して配列されています。また、ユニークな特別講座の提供を行う、あるいはゲストスピーカーをお招きする等によって、できる限り学習機会の多様化を図っています。

 ところで、大学で大切なことは以上のような教室内の学習に加えて、教室外の学習(フイールドワーク)も大きな意味をもってくることです。実際に企業を訪問してみる、また施設見学を実行する、必要な調査取材を行うというように、学生の皆さんが外に出て現実の動きに接することは非常に貴重な経験を積むことになります。さらには、他大学との交流イベントもあり、毎年12月に開催される経済学の中部インターゼミは愛知県を中心とした経済学部のゼミ対抗の場となっています。このように、内と外の学習を有機的に結び付けていくことによって、個々人の飛躍的な成長を生み出すことはいうまでもありません。

 経済学部は語学研修をはじめとして、学生の皆さんが在学中にできるだけ海外に出ることを推奨しています。21世紀に入り、世界はますます激しく揺れ動いています。そうした時代において、国外に出て異国での体験を重ねることへのニーズが著しく高まっています。 国が異なれば言葉や文化はもちろんのこと、日本では常識化していることが全く通用しないことにもしばしば直面いたします。それは世界の広さ、深さを認識する決定的な機会となるでしょう。今日では、社会に出れば仕事をはじめとして海外に出る機会が激増しています。学生のときに短期間でも海外生活を送ることは、まさにその第一歩を踏み出すことになるのです。

 いずれにしましても、新生経済学部は今後さまざまなことに果敢に挑戦し、新しい歴史を刻んでまいります。そして、全学のリーディングファカルティーとしての地位を築き上げるべく邁進する覚悟であります。皆様のご支援ご協力を切にお願い申し上げます。

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