2018年10月4日、公正取引委員会事務総局中部事務所の田邊靖夫所長をお招きして、玉井教授・葛西准教授の3年ゼミ約30名を対象に「独占禁止法教室」を行っていただきました。はじめに、スマートフォンの販売価格をグループごとに決めるというシミュレーション・ゲームを行いました。模擬的な市場取引を通じて、価格決定のメカニズムや消費が得られる便益など、これまで経済学部で学んできた基礎理論を確認することができました。その上で、独占やカルテルの弊害、独占禁止法の意義や内容、公正取引委員会の活動、不正取引の最近の事例等をご講義頂き、有意義な機会となりました。なお、本件については、10月5日の朝日新聞朝刊27面に掲載されました。