池上彰経済学部特任教授の2018年度「経済学特講Ⅳ」が始まりました。2014年度の開講から数えて今年度で５年目を迎えました。毎年、多くの履修学生を集めて好評を博していますが、今年度も講義室の座席が満席に近い状態で開講されました。講義は、第二次世界大戦後の日本と世界の現代史を跡づけるなかで、日本と世界の現状を歴史の中で位置づけ、今後の生き方を自分で考える能力を獲得することを目標にしています。アベノミクス、エネルギー問題から高度経済成長、公害問題、バブル経済の歴史、また社会主義の失敗、中国とEUの現状、さらに経済と宗教の関係等といった幅広い問題を、独自の視点から切り取って講述する予定です。学生にとって知的好奇心を刺激する、興味深い講義になると期待されます。