経済学部の田中秀夫教授が監訳したロンルド・L・ミーク『社会科学と高貴ならざる未開人:18世紀ヨーロッパにおける四段階理論の出現』(昭和堂、2015年)が出版されました。
本書は、社会・経済の進歩を、生存様式の段階的進歩(すなわち狩猟、遊牧、農業、商業)と対応させる 「四段階理論」の意義と起源、その影響を探るとともに、四段階理論が「高貴ならざる未開人」(とくに、当時のヨーロッパからかけ離れていたアメリカ・イン ディアンの生活様式)を研究することで刺激され、形作られてきたことを立証しています。(昭和堂出版案内より)