本学では、経済学の理論・知識に留まらず、より実践的な経済学を学ぶために社会の第一線で活躍している方に講義をしていただいてます。9月26日（金）には、大学院特任教授神田真秋先生（前愛知県知事）が名城公園キャンパスにおいてビジネス系三学部共通科目「エリアリサーチI」(科目担当代表:経済学部葛西准教授)において特別講義を行いました。 テーマは『日本のモノづくりの現状と将来』。日本・愛知県のモノづくりの力が世界に誇れるものとなった歴史的経過と、今後の日本経済の展望について説明していただきました。「愛知県知事で得た経験を学生の皆さんに感じてほしい」という想いが込められた講義は、教科書等では学ぶことができない、まさに『生きた経済』と深く切り結ぶものでした。県知事経験者の見解は、これまで経済学を学んできた学生たちにとって刺激的で、最後の質疑応答の時間では積極的に質問が飛び交いました。今後、日本の経済を担っていく学生たちにとっては、今回の講義は大きな財産になったことでしょう。